SES営業はどんな仕事?業務内容を紹介します
SES営業の日々の業務内容とは?
今回はSES営業は普段どのような業務を行っているのか、SES営業の業務内容をご紹介します。
これからこの業界に入ろうと思っている方の参考資料になれば幸いです。
目次
SES企業社員(営業)の一日のスケジュール
私の一日は以下のような業務で終わります。
- アポ取り、打ち合わせ
- エンジニアの案件探し、案件に見合うエンジニア探し
- 面談対応
- 事務処理
以下より、一点ずつ順にご説明します。
1.アポ取りについて
SESは消費者(クライアント)とSE(プログラマ・システムエンジニア)の繋がりが大事になる為、双方にアポを取り打ち合わせを行っていきます。
クライアント側には「HPのお問い合わせフォームからビジネスパートナーとしてのご協業で挨拶したい」と連絡を取ります。
返事が来たら日程を決め、伺ったり、足を運んで頂き打ち合わせです。(スケジュールの2は飛ばして3の業務に取り掛かります)
会社説明をお互いに行ってから注力しているエンジニアや案件の交換を行い、その後はメールで頂けるよう依頼をして終了となります。
営業の性格はそれぞれなので、15分で終わる場合もあれば雑談も入り気がつけば1時間半が経過する事もあります。
私は話すのが好きなので直感でこの方は話すのが好きだと分かればずっと談笑します。
2.エンジニアの案件探しについて
上記「アポ取りについて」と同時進行で、新たなエンジニアの案件探し、案件に見合うエンジニア探しを行います。
この業務は主にメールで完結します。
例えばJavaの開発が得意なエンジニアさんがいる場合、Java案件を「担当するフェーズ」や「勤務地」、「業界」を見ながら絞り込んでいきます。
「エンジニアさんの契約金額」より「案件の契約金額」が上にならないと売上が出ないので、12%くらいのマージンを得るつもりで厳選することが重要です。
案件が先に決まった場合は、次にそれに見合うエンジニア(SE/PG)を探します。
私の今いる会社は案件、エンジニアさんの情報のメールがそれぞれ合わせて毎日1500通程届くため、より分けだけでも結構時間がかかる業務となります。
3.面談について
エンジニアさんが決まったら、クライアントとエンジニア双方に連絡を取り、面談の設定をします。
当日はエンジニアさんと待ち合わせ、お客様にエンジニアさんを引き渡して終わりか、面談に同席し、エンジニアさんのフォローをします。
もちろん、その場で「不合格」を言い渡され契約できないケースも普通にある、厳しい世界です。
なるべく合格の確度を高める為、事前にエンジニアさんがどれほど話せるか、緊張していないかをリサーチします。
緊張していたらそれをほぐす役目も営業の仕事。
また、エンジニアさんが外国籍の方の場合もあり、その場合は日本語能力も確かめなくてはいけません。
日本語検定の1級(一番上です)を取得していても全く話が通じないエンジニアさんもいます(エンジニアさんは悪くないです..資格が甘すぎる?)。
そんな人が来てしまったらもう諦めるしかありません。
見事に合格を頂いた場合は「基本契約書等」を締結し、ようやく一安心。
締結した時点で(大きい会社などは)総務の方にバトンタッチしたりもします。
4.事務処理について
その後、締め毎に請求処理を行うので請求書を送ったり受け取ったりします。
お金に関することなのでミスは許されないのですが、中にはクライアント側のミスで金額が違っていたり、送付先が違う場合も。
または入金日になっても入金して貰えない会社もあるので、それが起こってしまったすぐに連絡を取り入金して貰います。
さいごに~営業も楽じゃないよ!~
基本的には上記を繰り返すのが業務になります。
毎日漫画の発売日のようなイメージなので、結構忙しいです。
中には「営業は楽しやがって~。。」と言うエンジニアさんもいるそうです。
エンジニアの苦労も分かりますが、このように言われるのは心外ですね。
そう言ってくる方には一度営業をやらせてみるとその後一切反論しなくなります。
やっていない人がイメージする内容とかなりのギャップを感じると思います。
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