未経験からITコンサルティング会社へSEとして入社した体験談

リーマンショックの煽りを受けて転職した後、ITコンサルティング会社へSEとして入社しました。

未経験・実績なしからの転職でしたがERP導入も追い風となりIT業界にスムーズに入ることができました。

本記事では、その経験をできるだけ具体的に、色々ぶっちゃけて書いてみたいと思います。

IT業界への転職・就職を検討されている方はぜひご参照ください。

不景気の煽りで転職を決意

2008年9月リーマンショックが起りました。

日本全体が急激に不景気に陥る中で、私は当時、某経営コンサルティング会社に勤めていました。

不景気に陥った時、企業が最初に削る予算は「広告費」か「コンサルティング費用」なので、私が務めていた経営コンサルティング会社も急激に業績不振に。

案件もなくなり給与も減っていった所で、私は転職を決意しました。

 ERP導入のITコンサルティング会社へSEとして入社

当時IT業界はERP導入の黎明期が明けたような状況で、需要がまだまだある状況であったため、不景気ながらも仕事はある状況でした。

私は当時20代後半だったので、しばらくは刺激的な業界で働きたいと考えており、IT会社に絞り転職エージェント、知人のつてを探し、約10社面接を受けました。

内定は2社でITを活用したマーケティング会社とERP導入を中心としたITコンサルティング会社でした。

ITマーケティング会社はスタートアップの会社で勢いがありましたが、自分の力を直接活かすことが出来るシーンが思い浮かばなかったため、辞退しました。

実はITコンサルティング会社は知人が働いていたこともあり、安心して入社を決めました。

入社前:経験、知識ゼロ

前職で培ったお客様の要件を把握し、明確化し、文書化するスキルはあったので、要件定義の要員としてならば活躍できるかなと考えていました。

一方でシステムやプログラミング知識はゼロ、IT系のプロジェクトの進め方についても何も知識が無かったので、漠然とした不安を持ったまま入社しました。

入社後の実際:案件にアサインされることの重要さ

ITの会社は案件ベースで動いています。

普通の事業会社ですと、経理、人事、営業など機能別に分かれていて、毎日決まった仕事をすると思います。

ITの会社には案件(プロジェクト)があって、そこにアサインされるという考え方になります。

経営コンサルティング会社でも同様の考え方でした。案件にアサインされるためにある程度の社内営業活動も必要で、良い案件や狙っている案件がある場合、積極的な活動が必要です。

この点が、事業会社とは違うところだと思います。

そして案件にアサインされていない時間は非稼働時間となり、評価が下がります。

つまり会社にとってはお金を生まない時間となるためです。

未経験者は懐の深い会社を選ぶべし

案件にアサインされるためにはスキルが必要です。

案件にはプロジェクトリーダーいますが、彼らが最も重視するのは「プロジェクトを納期通りに成功させること」です。

そのため必然的に、人材は優秀で即戦力のあるプログラマーを中心に固めていくことになり、逆に入社間もないスキルのないスタッフは「リスクだ」と判断されがちです。

その判断自体は合理的だと思いますが…

ここで企業ごとに差が出てくる重要なポイントは、経験の浅いスタッフをアサインして育てる姿勢がある懐の深い会社なのか、そうでないか、という点です。

私が入社した会社は人材を育てることに熱心な会社だったので、IT系のスキルがない私でもデータ移行要員や要件定義要員としてアサインしてくれて、経験しながらスキルを付けていけば良いという姿勢でした。

やはりスキルは実務を通して身に着けるのが一番ですから、こういった経験をさせていただけたことは大きな財産となりました。

これから未経験からSEに転職される方は、このような受け入れ力のある「懐が深い会社」を極力選ぶようにしてください。

SEに転職して良かった点・悪かった点

長くなりましたが、最後にSEに転職して良かった点と悪かった点をまとめてみます。

SEに転職して良かった点

  •  未経験からでも仕事をもらえて働きながらスキルを身に付けさせてくれた。
  • SEはスキルが明確なので、次のステップ(転職)につなげやすい(「私は〇〇という言語でこういったアプリを開発可能です」と伝えやすい)。
  • メンバーが日本人だけでなく、中国人や韓国人が入っており新たな価値観で仕事ができた。

SEに転職して悪かった点

  •  プロジェクトリーダーのマネジメント能力次第なのでタイムマネジメントが雑な場合、非常に長時間の残業になってしまった。
  • 客先常駐が多く、これも客先での待遇次第。窓のないプロジェクトルームに一日中籠って仕事をしなければならない期間があり、精神的に辛かった。
  •  プロジェクトによってはひたすらテストだけをやって終わることもあり、自分がクライアントの役に立ったのか不明なまま終わることもある。

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