飲食業界からIT業界への転職体験談!メリット、デメリット
他業種からIT業態転職の体験者が語ります。
読者様から寄せられたIT(SE・SES)の体験談記事を掲載しています。
昨年、飲食業から思いきってIT業界(SE)に転職しました。
シフト制でブラック、THE体育会系という世界から完全な事務系職業に転職したメリットとデメリットや感じたことをまとめてみます。
目次
一番最初の数ヵ月が肝!?最初の案件は選べない!
転職して一番最初に直面し、大変なことは自分の体内時計が合わずに眠いことと炎上案件、そして給与でした。
まず体内時計。これはどうしようもないところでもあるのですが、昼間で寝て昼過ぎから稼動して深夜終業して睡眠のサイクルでした。
朝が起きるのが辛い、体を動かしていないのでどうしても眠くなるのが最初の辛いところです。
二つ目は、最初の配属先がスキルはなくてもまずは人が必要な炎上案件にアサインされたことです。
元々学生時代は理系ではあったものの、プログラミングなどは学んでおらず、全くのど素人状態でSEの派遣会社に所属しました。
スキルが全くないので、定員がほぼ揃っている案件にはアサインされず、猫の手も借りたいようなプロジェクトにアサインされました。
とにかく人が居ないので教えてもらうこともできず、居ても居なくても同じような状況でした。
給与に関しては言わずもがな、当たり前とも言えるのですが、安く買い叩かれてしまい新卒の平均よりも手取りが低い状況になりました。
残業も見込みで組まれていたのでまさに「八方塞がり」できつい半年間になりました。
半年間で状況が様変わりする。経験者に聞いて一変した現状
半年が経ち、最初のSEの派遣会社を退職し派遣会社に切り変えました。
知り合いに派遣とフリーランスを経験していた方がいるのは大きかったです。
半年間の経験と、現状の給与を相談したところ派遣への転職を進めていただきました。
大きいメリットは案件がある程度選べ、条件などが一気に改善したことと給与面が格段によくなりました。
約二倍近くになり、案件も設計などの上流行程を選べるようになったのでとても自由になりました。
飲食からIT業界に転職したメリット!
転職から約一年が経ち、今思うメリットは時間が自由ということと、自分で給与や条件などがコントロールできることです。
時間はシフト制から土日祝休みになったことで友達も増え、趣味に使える時間も増えました。
また派遣になってからは自分で案件と給与が調整できるようになったのは飲食ではないメリットでした。
下積みのような時代もありましたが、IT業界に転職してよかったと思います。
意欲がある人ならだれでもIT業界に入れます!
IT業界は慢性的に人手が足りないからです。
ぜひ挑戦してみてください!
ここで、「そもそも転職で本当に給料が増えるのか」という点をについて若干補足します。
こちらは政府統計をグラフ化したものです。
厚生労働省 政府統計 平成27年転職者実態調査の概況より
この表の通り、「給料を上げたい!」と思っても、全年齢を平均すると40%ほどの成功率※となることが分かります。
「思ったよりも厳しい」と感じる方も多いのではないでしょうか?
これが『転職すれば給料は増える』と安易に考えることは危険だと言われる理由です。
闇雲に就活・転職をすることはリスクです。
転職サイトなどを利用してプロのサポートを受けたり、求人を厳選し、リスクを最大限に回避した転職を目指しましょう。
15~19歳の場合は66.4%の確率で収入が増加。
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